心を寒くする出来事

この冬一番の冷え込みの中、クライアントを訪ねた。お約束よりほんのちょっと早かったので急ぐこともないとエントランスで後ろに並んでいた男性にインターホンを譲り「急ぎませんからお先にどうぞ」と言葉を添えた。

胸に大きく会社名の入った作業服姿の男性である。誰でも知っている水回りの会社であった。
その人は特に期待したわけでもないが、「どうも」でもなければ会釈もなく、私の前を通りすぎ、堂々と、というか、私からするとふてぶてしい態度でインターホンに向かうと、一転、揉み手でもするかのような声で会社名を告げてエントランスの奥に消えて行った。

正直、「ええっ?」と、のけぞるほど唖然とした(;_;)

私がその時点で彼の客でないことは明らかだが、いつ客になるかもしれないし、私の知人、友人が客になる可能性は極めて高い。

会社名を背負いながらそうは考えないのか?同じ社会人としてものすごく疑問に思うのだ!