お国柄、お国の事情がかいまみえる世界の時間割♪

私が中国・山西省の女子高生にしつこくタイムスケジュールを聞いたのにはわけがある。

かなり前になるが、学生向けの教育専門紙に「世界の時間割」と題し、連載をもっていたことがある。

国内にいると日本の学校の時間割が何となくスタンダードだと思ってしまうが、世界にはその国独自のユニークな時間割があり、そこからお国柄、お国の事情がかいま見える。

例えば、中国でもお昼には一旦自宅に帰ることを紹介したが、フランス、イタリア、スペインなどの郊外でもその傾向はあり、しかもお昼も家族が愛情を込めたスローフードという。

逆に東南アジアやアフリカの一部では国際機関が提供する給食がその日の唯一の食事だったりする。

授業内容についても英語一辺倒に思える米国でもチャータースクールなどではドイツ語で全ての授業を行う日などがあり、とても興味深い。
内向きだとされる日本の若い世代だが、こんな肩のこらない国際関係論は?