どうなる?日本の看護、介護

華々しい北京オリンピックの陰でほとんど話題にならなかったが、先日、インドネシアから約200名の看護士、介護士候補が来日した。

あえて候補と呼んだのは、半年の日本語研修後、受け入れ先の医療施設などでのオンザジョブトレーニングを経て、日本の国家試験に合格しないとならないからだ。日本人にとっても超難関というが果たして…

日本が介護、看護の現場に海外からこのような形で人材を大量に受け入れるのは勿論、今回が初めてだ。

私はカナダの大学院時代、移民政策を学んだ。日本は遅かれ、早かれ、外国人労働者の受け入れが必至となると考えていたからだ。90年代のことである。
今回も日本側、インドネシア側双方にとって一番良い形で実現してほしいと願ってきたが、前途多難のようだ。

日本語学習の難しさは今に始まったことではないが、インドネシア人達が口々に「日本の労働市場には魅力を感じない」と言うのはショックだ!