万年筆の話♪

叔父がベトナムハノイ日本語教師をしていることは何度となく書いているが、生徒の宿題などの添削にも使っている愛用の万年筆のペン先がいたみ、書けなくなったという。

大学時代から使っている思い出のつまった品である。勿論、ベトナムで直すあてはない。

先日一時帰国した際にデパートに行ってみたそうだが、そこでは修理できないと言われたらしい。

この件で痛感したのだが、とにかく万年筆を使う人が激減しており、万年筆の「匠」もいなくなっている。様々な伝統芸と同様、ここでも職人技が風前の灯に…(>_<)
私はいわば物書きのはしくれだが、以前と違って周囲に万年筆を使う作家やライターは皆無に近い…勿論、私もその1人だが…(^_^;)

年末にまた叔父は一時帰国する予定だが、今度も直してくれる人が見つからなければ、さぞガッカリするだろう…

それを思うと何とか見つかって欲しい、日本がダメなら万年筆大国?の欧米はとも思う