今年最後のホームステイ終了2♪

15歳だったお祖父様は暫く洋服の仕立て屋で働いていたそうだが、やはり朝鮮族で比較的裕福な家の女性と出逢い、結婚。直ぐに男の子が生まれた。今回、ホームステイした彼女のお父様である。

ところが、お祖父様はどうしても祖国が忘れられず、家族を連れ、平壌へ。そこで洋服屋を始めるが、おばあ様はどうしてもその地の生活に馴染めず、幼い息子を連れて中国に戻ってしまう。そして、その息子が危篤だと嘘の手紙を書き、お祖父様を呼び寄せたという。
「その嘘がなければ私は生まれていなかった」と彼女は笑っていたが、現実に平壌に残ったままのお祖父様の御姉様は消息不明なのだ…。ちなみにそのお祖父様は90歳を目前に今でもお元気♪平壌から戻ってからは農業に従事したが、昔取ったきねづかで、未だに眼鏡なしで針に糸を通せるそう!だが、自分の骨は北朝鮮に向け、流して欲しいと言っているそうだ。
さて、母方のお祖父様は別の意味で壮絶な人生!