ちょっと悲しい話

地球上に落ちてくる人工衛星が話題になっているが、ある所でそれについてちょっと悲しい話を耳にした。
周知の通り、地球上の誰かにぶつかる確率は低く、それこそ自分に当たる確率は天文学的とも言って良かったわけだが、それでももし被害に遭った場合、遺族に関係機関から賠償金が支払われるだろうとのことでそれを半ば真剣に願った男性がいるという。

妻子ある中年サラリーマンらしいが「絶対に自分に当たるように…」とその日はずっと外出し、上を見て歩いていたそうだ…
このご時世、生活が大変なのだろうと思うが、宝くじよりずっと確率が低いのにそれに賭ける気持ち…何ともやりきれない。
それにそんなことをして奥さんや子供が喜ぶと思っているのか…

しかもそれを聞いた人が「当たるはずないのに馬鹿みたい」と鼻で笑って話していたのも何とも嫌な世の中だなぁと思った(ToT)

それにしても賠償金が円建てかドル建てかでも随分違うだろう…