異業種交流のルーツ2♪

確か、週末の朝だったと思う。サンフランシスコのユニオンスクエア近くで白人男性に道を聞かれた。しかも、地図を見せられて「今どのへんか教えて欲しい」とのこと。

何度も書いているが、私は自他共に認める天才的な方向音痴である(ToT)まして、地図なんて読めるわけがない(ToT)

あいにく周囲に助けを求められそうな人はいなかった!すったもんだの挙げ句、何とか彼は目的地に着けそうだとわかったが、そのやり取りの最中でふと、この人はもしかして日本語が少しできるのでは…と思った。

疑問をぶつけると、やはり彼は日系企業と縁があった。当時彼はNASAのある部署にいて、スタンフォード大学に講演で招かれてつかの間の休日を楽しんでいたのである。

理系のエリート中のエリートと全く数字に弱い私では共通の話題もないし、話していて「つまらないだろう」と聞くと、彼の答えは意外なものだった。「僕は他分野の人間としか付き合わない」!