天竜川の事故に思う

天竜川でいたましい事故が起きた。川下りはしたことがないが、浜松にはよく行くのでなじみのある光景が一転…で衝撃を受けている。

まだ事故原因が完全に究明されたわけではないが、犠牲者を増やしてしまったのはやはり「ライフジャケット」を身につけていなかったことに尽きるだろう。

私は今回、これまで大人には着用義務がなかったと初めて聞いて信じられない気持ちでいる。
というのは、日本より自己責任という感覚が強い欧米でも水辺のスポーツやレジャーではライフジャケットの着用義務がほぼあるからだ。

危険度はかなり違うが、オーストラリアでラフティングをした時など、実際のラフティングよりライフジャケットのチェックや万一の場合の対処法の説明の方が長いんじゃないの?と思うほどだった。

「大袈裟すぎる」と思う人がいるかもしれないが、自然が相手なのである。何があってもおかしくない、常に危険はあるという心構えが必要だ!