七夕で思い出す諸々のこと♪

日本ならではというか、年々、七夕も商業主義に流されつつある気がするが、戦後になって今年ほど多くの人が復興という同じ思いを短冊に込めたいと思った年はないだろう。

七夕、織姫と彦星の話が元々は中国から来ていることは周知の事実でいかに昔の日本が大陸から文化を受け入れてきたかは非常に興味深い。
七夕に直接は結びつかないが、月の物語に関してはいささか思い出がある。

カナダの大学院に留学していた頃、友人達に「日本では月にウサギが住んでいるという伝説がある」ことを話したのだが、カナダをはじめ、欧米人はポカーンとした反応だったが、韓国、中国に加え、ベトナムやタイの友人達が自国でも似たような話があると言い出したのである。
その時私が思ったのは「もしかすると、シルクロードを通って伝わった話なのだろうか」ということ。

何の根拠もないが、そう考える方が何となくロマンがあるではないか!

どうぞ良い七夕を♪