自称「親孝行ツアー」ドタバタ記2

そのホテルでは各部屋に湯沸し器があった。加えて叔母と私も日本からポット兼携帯用の鍋を持参していた。私は自分の部屋の湯沸し器とポットと合わせ、4台で湯を沸かし、親の仇よろしく、バスタブに入れた!

「これでもぬるい?」と言い放ち、振り向くとさすがに怯えたような表情の母がいた(^_^;)

やり過ぎた…とは思ったが、いい薬になるかもという思いもあり、私はそのまま2人の部屋を出て、自分の部屋には戻らず、バーに向かった(^_^;)自分なりに冷静になる為である(^_^;)

翌朝わかったことだが、老朽化したこのホテルでは宿泊客がいっぺんに湯を使う夜はなかなか熱い湯が出ないらしい。母が入浴した時間はまさにピークだったのだ!

その証拠に、私が朝、髪を洗おうと蛇口をひねったところ、夜とは違い、勢いよくお湯が出たのである(^_^;)
しかし、私の行動に唖然としたせいか、翌日から母はバスルームについて全く文句を言わなくなったのだ…!