敬老の日の反省2

世論調査によると、お年寄りが敬老の日に家族にしてほしいことの第一位は「会話」コミュニケーションだそうだ。

各地の老人ホームを仕事で回っているとその思いが痛いほどわかる。

敬老の日の行事というのは長寿のお祝いの為なので施設側も「ご家族もどうぞご一緒に…」ということが多い。
特に私が主宰するアンジェロ・ブレーンは「みんなの笑顔で元気に!」を合言葉にしているので是非ご家族共々楽しんでもらいたいという気持ちが強い。

しかし、敬老の日に面会に来る家族は本当に少ないというのが現実である。少ないだけに、家族が来てくれたお年寄りとそうでないお年寄りとの「差」が目立つのも事実である。悲しい表情にいたたまれない。

幸い、私の祖母は私の母やその兄弟をはじめ、孫達も足繁く訪問している。私も必ず花束を贈っており、痴呆のある祖母でも私を思い出すよすがにはなるようだが、やはり会いに行くのが一番だと強く思う。