夢から考えたこと2

夢から覚めて直ぐに思ったのは伯父のことだった。

昨年の秋、軽井沢のホテルで自ら命をたった。軽いうつだとは聞いていたが、主治医は古くからの友人でもあるし、それ以上に本人が非常に明るく、前向きな人だったのでまさか…というのが一報を聞いた時の私の思いだった。
どんなに辛くても絶望感にうちひしがれてもやはり生きていて欲しかったし、残された人間はそのことでいつまでも重荷をおろせないのだから、今でも正しい選択ではなかったと私は強く思う。

そんな背景があるからか、一周忌を前に私に考えさせるために伯父があんな夢を見させたのかなとふと思った。

今さら遅いが、この世に心残りがあって私には何があっても踏みとどまり、明るく元気に頑張れ!というエールを贈ってくれたのかな?

そんなことを考えた。ちょうど心身共に疲れがピークになっていたので一旦立ち止まって自分を見つめ直す良い機会をもらったと素直に感謝している