「読書力」♪

遅ればせながら斎藤孝さんの「読書力」を読み終えた。もっと早く出逢いたかったというのが素直な感想である。

斎藤先生は周知のように、日本語をはじめ、教育全般に関して非常に斬新な考えの持ち主で実際に子供達にもユニークな教育を実践しているが、この本もタイトルからして「目から鱗」であった。

読書をするには学力や語学力、体力などと同じようにズバリ「読書力」が必要だという。そして、読書をスポーツにもたとえている。

しかし、私の最大のお勧めポイントは著者が示す具体的な数値目標である。
「文庫本100冊、新書50冊読破が先ずは読書力のベース」と著者は言い切る。
なんという明快な目標!「よくぞ言って下さいました」というのが公私共に本が大好きな私の率直な思いである。文庫本と新書は読み方が微妙に違うという指摘も新鮮だった。

読書は他人と比べてするものではないという意見もあろうが、私は具体的数値大歓迎である♪