湯島天神にて2♪

湯島天神菅原道真公を祀り、学問の神様で梅も有名だということは広く知られている。
しかし、敷地内に泉鏡花の筆塚があったり、講談の高座発祥の地であること、さらに小唄の碑まで建っていることは意外に知られていない。
ちなみに、講談の高座発祥というのはそれまで辻に立ち、語っていた講釈師が江戸時代中期に徳川家康の一生を題材として取り上げるにあたり、庶民と一緒の高さでは恐れ多いと町奉行所に高座を作る許可を願い出たことによるという。私はこの徳川家康についての講談を聴いたことがなく、是非一度聴きたいと思っている♪

いずれにせよ、こうした歴史は講談師は勿論、咄家には常識らしいが、私のようにイベントを生業としている人間の中にも知らない人がかなりいるのは悲しい(ToT)

歴史というと身構えてしまう人もいるが、本やネットで読むだけでなく、実際に歩いて、見て、触れてみると案外楽しかったりするのになぁとは老婆心か…?