想定不可能なこと2

停電で次第に暑くなる車内、お手洗いは使えない…と、状況を思い浮かべると私が安易にしそうなことは「諦めて寝る」ということだと思った。

しかし、ただ寝るのではなく、こうした場合、前向きに考えることが精神のバランス上、不可欠である。

残念だけど動かないものは動かない、多分、神様が「疲れをとりなさい、休みなさい」と言ってるんだとポジティブに考えるのと「嫌だぁ」と後ろ向きに思うのとでは雲泥の差があると私は思う。

そして、今回のことで万一に備え、冷暖房を当たり前と思わずに調節のできる服装も大切なのだと実感した。まさか日本国内で車内で凍死するという状況は考えにくいが、備えあれば…である!

もう1つ、私には携帯用の読書ライトも早急に備えたいものとなった。

カナダでお世話になった女性編集長は「たとえ無実の罪で獄中にいようと本さえあれば生き延びる」と常々話していたが、私も本さえあればかなり忍耐強い