餅つき考

昨年末、何ヵ所からかイベントで餅つきをしたいという相談を受けた。その時は日本の伝統文化が見直されるのはいいことだなぁ、でも餅つきってイベントの主役になるかいな?位にしか思わなかった。
というのは、前にも書いたことがあるが、私の母の実家は都内だが、古い家なので未だに毎年、年に2回、暮れとひな祭り前に餅つきをするのだ。幼い頃、曾祖母に聞いた話では曾祖母のそのまた曾祖母の時代(江戸中期か?)には既に年中行事として根付いていたというから江戸初期あるいはその前から続いているのかもしれない。

とにかく、その日は一族郎党勢揃いで早朝から大わらわ!私にとって「餅つき」はあまりにも泥臭い日常の1コマであり、どうにも商業イベントとして考えられないのである(ToT)

それにしても日常に埋没というのは怖い。以前も欧米の友人が噂を聞き付け「是非参加させて欲しい」と言ってきた!労働位にしか考えていない叔父達は目が点…!