ベトナムの話2

一番驚いたのは、周囲のあまりの素早さ、手際の良さに呆気にとられながらもなおも川沿いのテラスに置かれた椅子に座ったままの私を二人の若い男性が椅子ごと高台に運んでくれたことだった(^_^;)まさにあっという間の出来事であった!

「台風や洪水には慣れているから」と笑う人達を思い出す時、数年間、そこで暮らしながら「台風は怖いから」と、そそくさと逃げ出してきた叔父に弱さや脆さを感じてしまうの私は厳しすぎるのだろうか。

あげく「日本にいる間にベトナム支援のNPOを立ち上げたい。ついては申請書類は君に任せる」!

え、私!?何故に?ベトナム語も全くできないのに?しかも、これから1年で一番仕事が忙しいのに…!

「私は老い先短い。君が将来大きくしていってほしい。だから初代代表は私だが、君は役員で…」

もしもし?何人のNPOを考えてるの?持つべきものは友人というが、持たざるべきは厄介な親戚だと心底、思う!