辛い1年

三遊亭圓楽師匠がお亡くなりになった。落語家としては勿論、1人の人間としても大好きで心から尊敬していた。脳梗塞に加え、長年のご病気やら、お怪我で満身創痍だとは知っていたが、もっと長生きをして頂きたかったし、欲を言えば又、人情噺を聴きたかった。最後の高座となった「芝浜」に加え、色気のあった「紺屋高尾」など、頭に次々と浮かぶ。

今年は春に恩師が50代の若さで亡くなり、つい最近も思わぬ形で身内を失った。遡れば昨年夏も可愛がってくれた叔父が1人やはり50代で自ら命を絶ってしまった。

私自身、40年以上生きているのだから色々あると言われれば反論のしようがないが、やはり別れはものすごく辛いし、悲しい。

こんな時、何をすべきなのか?何を考えたら良いのか?私には答えが出せそうにない。

唯一思うのは、人には寿命があり、それには逆らえない。せめて悔いのないようにということ。

時間を作って祖母に会いに行こう