被害妄想か人間的成長か?

渡航前からずっと気になっていたことを書きたいと思う。
少し前の朝日新聞の朝刊の投稿欄にある男性からの手紙が載っていた。昨今、失業し、地方のハローワークに通う、私より少し年上の人らしい。

内容は自分が通うハローワーク相田みつを風の色紙が飾ってあり、それが不愉快だし、職探しをしている人間に失礼だから外せと要求したが、係りの一存では決められないと言われた―というもの。
読んだ方も多いと思うが、私をはじめ、周囲では彼の気持ちがイマイチ理解できない。相田みつを風という、偽物感が嫌で、本物なら受け入れるのか?もしくは、相田みつをの考え自体、自分とは相容れないというのか?疑問は尽きない。

私もそうだが、自営や経営者には相田ファンが多い。恐らく、自分を戒めてくれたり、励ます言葉であるからだろう。

耳が痛いこともあるが、それを失礼や不愉快で片付けてしまうのは自らの人間的成長の機会を失うことでは?