お盆に思う3

私は祖父というものに縁が薄い。父方の祖父は父が幼い頃亡くなったので写真でしか顔を知らないし、母方の祖父は私が9歳の時に癌で亡くなった。

一緒に住んでいた訳ではないし、晩年は闘病に明け暮れた生活だったので思い出は少ない。
数少ない思い出が何故か今日と同じ木曜日だった。若い頃馬が大好きだった祖父は晩年に近くなってバイクに乗り始めた。そのバイクで私の家に来てはお小遣いをくれたり、当時所有していた(祖父の死後、税金で全てもっていかれたが)馬場(今で言う乗馬スクール(^_^;)に連れて行ってくれたのがいつも木曜日だった。今考えると何か特別な理由があったのだろうか?
体型も髪型(祖父は髪が薄かった(ToT)も全く違うけれど今朝の初老の男性はお盆のこの時期、祖父が不機嫌な顔のまま仕事に向かう私を戒める為に会わせてくれたのかもしれないとふと思った。

おかげで火傷の痛みは忘れたし、心に爽やかな風が吹いた(^O^