複雑系エコロジー?2

ベストセラーになり、物議?も醸した「偽善エコロジー」によると、例えばスーパーのレジ袋を廃止するとどのくらいCO2排出量を減らせるかなど、生活者がフツーに知りたい数値を環境省は公にしたがらないのだという。著者はレジ袋の生産を中止しても代わりにエコバッグの大量生産が始まれば、逆に環境に悪影響だと訴える。というのは、これ又、企業や役所はオープンにしていないが、レジ袋とエコバッグは素材が違うのでこれまでさほど必要とされていなかった素材を大量に作り出す為に新たな環境汚染が生まれかねないという。
そういえば、割り箸も間伐材を利用しているので使用した方が森林の為には良いという説明が以前はなされていたように思う。しかし、いつの間にか、割り箸を使うことは反エコロジーでマイ箸を持ち歩くことこそが地球環境の為であるみたいな風潮になりつつある。これも私の中では大きな疑問である。あーますます訳が分からない!(∋_∈)