集中力について考える

ここ数日、ライターの仕事の為に「集中力」について書かれた本や雑誌を読みまくっている。

その中でノンフィクション作家の中野不二男さんの子供の集中力についてのお考えがとても興味深かった。

「子供にはもともと集中力が備わっていて何を対象とした時にそれが出てくるかを探し出すのが親の役割である」と言う。そう、あくまでも親であり、「うちの子に学校で集中力つけて下さい」なんていうのはどう考えても間違っている!

ちなみに「集中力の芽が出てくるのは子供にもよるが、だいたい10歳ぐらいまで。その頃までに子供が何に最もひきつけられるかを見極め、その分野についてさらに深く知識をえられるよう導くのが子供の能力開発への親としての責務」だとあった。

読み終わって自分の10歳の頃を振り返った。当時、小児喘息がひどく学校も休みがちで唯一、興味があったことといえば読書だけだった。幸いなことに今でも読書は大好きだ(^o^)