悲しい時代

昨夜は仕事を早く切り上げて両国寄席に行った。ま、落語を聴くのも私の仕事といえなくもないのだが…(^_^;)

駅に向かう途中、横断歩道で小さな赤い帽子が落ちているのを見つけた。飛ばされないよう、ゴムがついている子供用の物だ。近くに交番があるので拾って届けると…

若い警官は困ったように「書類を作るので時間がかかります」と私の荷物(楽屋見舞い)を見ながら言う。聞くと15分ぐらいかかるという。「見つかっても御礼がいらなければこちらで作成しておきますけど…」

勿論、御礼が欲しくて拾ったわけではないので「お願いします」と言って寄席へ向かったのだが…

友人に後で話すと「それ危ないんじゃない?きちんと書類作らないと、金品の場合は着服、それ以外は面倒で勝手に処分しちゃう警官がいるって新聞に書いてあったよ」


まさか…!思いもよらなかった。一部の警官の為に多くの真面目な警官さえ疑われる。悲しい時代だ!