懐かしき赤本!2

伯母はランチの間もあーでもない、こーでもないと「作者の心情」を考えていたが、自分の力ではどうにもならないと悟ったらしく、なんと担当の女性編集者を呼びつけた(^_^;)

休みの日にも関わらず、担当者はスーツ姿ですぐに当時伯母達が住んでいた六本木に駆け付けてきた(T_T)

が、有名女子大の文学部を優秀な成績で卒業した彼女でさえ、お手上げだった(ToT)

「作者のその時の心情について下の言葉のいずれかを使い、まとめなさい(文字数制限あり)」みたいな問題だったが、当の作者の心情は全く別のところにあった(T_T)

「先生、抗議しましょう」と編集者と伯母の付き人は息巻いていたが…

その後、遠藤周作先生や阿川弘之先生も入試に自作が出題され、親戚の子からねじこまれ、解こうとしたが少しも分からなくて困り果てたというのを何かで読んだ。

私の飲み友達のお父様、岩見隆夫先生に至っては「聞かないでくれ!」何か変!