懐かしき赤本!

TVのニュースで赤本に異変が起きつつあるのを知った。そう、大学の過去問を載せた問題集である。

国語の長文問題で著者の許可が得られず、掲載できない問題があるのだという。

このニュースを聞き、あることを思い出した。私が中学の頃、ある民間業者による実力テストで私の伯母、安井かずみの旅のエッセーが取り上げられたのである。

著作権なんてあってないような時代だから、当然、伯母は使われたことを知らなかった(T_T)

が、その設問が何ともややこしい!考えこんだのは私だけではないだろう。

その週末、頭にきた私はその問題を持って伯母の所へ怒鳴り込んだ!

「難しすぎてちっともわからない。どうしてこんなにややこしいのを書くの?」

伯母は驚きながらも「わかりやすい文を書いているつもりなんだけど…設問が難しいんじゃないの?」と言いながら問題を解こうとした。が、ちっとも解けない!特に、作者の心情のが!