意外な発見

四年ぶりに仲のよい官僚が栄転で東京に戻って来たのでたまに会って知的刺激を受けているが、四年という歳月は私のようなちゃらんぽらんな人間をも少しは成長させるのだなと改めて思っている。
というのは、四年前は彼が非常に優れた官僚だということは講演などで漠然とわかるにすぎなかったが、最近はその凄さが具体的にわかるようになったからだ。

先日もある商店街を一緒に歩いていてホルモン屋さんのチラシを受け取ったので「ホルモン食べないんじゃなかった?」と水を向けると「商店街の取組みや流行などを知りたいから貰えるものは貰うようにしているんだ」との答え。

官僚や役人というと「机上の空論」が先行し、実態を見ていないという批判が多いが、こういう人もいるのだ。

又、狭い世界にこもるのではなく、人とのつながり、ご縁を大切にする姿勢も見習わないといけないとつくづく思う。私はやはり未熟だと彼に会う度、痛感してしまう!