筍掘りから考える

私が着いた時、伯父のポンコツベンツも伯母のピカピカBMWもすでになかった。どうせ伯父はゴルフかもしくは釣り、伯母は日舞の名取なのでお稽古だろうと考え、私はこういう時、いたずら心を出してしまう。二人の車庫の前にわざと自分の車を横にして駐車し、入口をブロックしてしまうのだ(^_^;)
それはともかく、お客は近くの養護学校の生徒さん達だった。私はまるっきり知らなかったが、毎年、筍を掘りに来るのだという。
「野放しになっているより、掘ってもらった方がいいから…」と伯父がずっと無償で提供していたと聞き、ちょっと伯父を見直した(^_^;)

しかし、私は当時30を過ぎていたが、筍など掘ったことがなかった(;_;)竹林まで案内はできてもへっぴり腰で全く役に立たない!
養護学校の生徒さんのお世話どころか、私がお世話をされている始末だったが、半日近く、皆で筍を掘った。その時の生徒さん達の笑顔や歓声は今でも目に浮かぶ!♪