悲しくなったこと2

銀座のサロンオープン時には大きな胡蝶蘭の鉢植えを贈った。お互い分不相応と思える大きさだったのは、私の友人の親戚が宮内庁ご用達の胡蝶蘭栽培農家であり、彼女の顔で市価の半額以下の値段で立派な品を送ってくれたからだ。

しかし、そんな品を贈っても御礼状どころか電話一本なかった(T_T)期待をしていなかったといえば嘘になるかもしれない。私は何となく違和感を覚えた。それから暫くしてサロンが傾き始めた頃、優待券が届いたが…そう、招待券でなく、あくまでも優待券(T_T)

彼女は反対された結婚を機に駆落ち同然である離島から上京したが、すぐに離婚。このままでは終われない、何とか故郷に錦を…という気持ちで頑張っているのはよくわかる。

しかし、一つのビジネスがダメになったからといって他人を巻込んでまでもがくというのはどうだろう。

そういえば彼女からは年賀状一つ届かないことに気付き、余計憂鬱な朝となった!(T_T)