叔父の死

用があって母に電話したところ「不幸があって出かけるから」と素っ気なかった(>_<)しかし、留守番を頼まれたという妹から話を聞き、哀愁を感じてしまった。
当初、「足立に不幸があって」と聞いたのでてっきり祖母の義妹(94才)だと思いこみ、さもありなんと考えていたところ、なくなったのはその息子でまだ60代だった。

その叔父の半生は激動に近いものがあった。一部上場企業をあっさり早期退職し、退職金全てと先祖伝来?の土地を売って事業を起こした。最初ははぶりがよかった。私もお小遣いやらプレゼントを沢山くれた(^_^;)

ところが、ご多分にもれず、バブル崩壊後は転落の一途。事業は失敗、酒に溺れ、妻子に捨てられ、ここ数年は、年老いた母親とひっそり暮らしていた。その母親が二年前から認知症になり入退院を繰り返していたので、最後は介護疲れの死だった。

妻子は葬儀にも来ないので私の母が手伝いに行ったという。やりきれない!