マンネリの功罪その2

前に読んだ本では、なるべくルーティンを変えることが発想力につながるみたいなことが書いてあった。

例えば、仕事帰り、駅からの道を変えてみる。そこでの新たな発見が脳の活性化につながるのだと言う。

考えてみれば、昔から散歩をしていて何か考えつくという人は多いわけで、「哲学の小径」みたいな散歩道があるのはそうした理由からだろう。

事実かどうか定かではないが、かのアリストテレスは歩きながら講義をしたと聞いたことがある。私の尊敬するシャーロック・ホームズもベーカー街の自身の部屋の中を歩き回ることで事件解決の糸口を見つけたことが知られている(^_^;)
歩くこと、それも視的刺激を与えながら歩くことは古今東西問わず、脳の活動にいいらしい。

しかし、私も仕事に行き詰まった時、部屋の中を歩き回るがちっともいいことはない。駅からの帰り道を大幅に変えたらこの凡人でも何かすごいアイデアが浮かぶかな。無理だな