肺結核の話

以前にも書いたことがあるが、私は幼い頃、小児喘息で死にかかったことがあり、未だに「咳」には過剰反応をしてしまう(>_<)

多少のくしゃみなら「気合いだぁ」と放置するところを咳が出ると自分でもパニックになる(>_<)直ぐに薬をのむし、喉に良さそうな飲み物や食べ物、のど飴…とありとあらゆることをしないと気がすまない。

そんな私が肺結核についてきちんと知ったのはもう10数年前になるが、教育関係の業界紙にライターとして関わっていた時のことだ。

詳しい経緯は忘れたが、健康問題を長く書いていたベテランの方が体調を崩し、急遽ピンチヒッターとなったのである。テーマは「若者にしのびよる肺結核

当時の私は、不治の病であった江戸時代と違い、これだけ医療が発達し、栄養も行き届き、清潔な日本で肺結核が増えていることが信じられなかった。先輩ライターに失礼だが「健康問題のテーマとしてふさわしいの?」という疑問さえ持った!