偽装ボランティアを作らない為に…

先日、渋谷のカフェでランチをしていたところ、とんでもない会話を耳にしてしまった。

「会社の面接で話すことないから被災地に炊き出しに行ったってことにしようかなぁ?」「それ、ウケル!一発で通りそう。私もそうしようかな」

思わず食事の手を止め、振り返ってしまった。若いカップルだった。高校生には見えなかったので「シューカツ中」の大学生だろうか…

寒い日が続き、充分な暖房や食糧もないまま、避難所で不安をかかえながら過ごす人がまだ沢山いる時期になんてひどいことを…と殴ってやりたくなった。
このカップルが例外中の例外だと信じたいし、よしんば、それを実行しても企業はそんなに甘くない、直ぐに見破られて採用には至らないとなるとは思うが、一方でボランティアをする人がもっと評価され、活動しやすい環境整備を進めていく必要性があるように思う。

復興まで長い時間が想定されるのだから息の長いボランティア活動が…!