自分にできることを確実に…2

薄着のまま、外に出てしまったので私はその後、又、階段を登って部屋に戻ってきた。

時間を追うごとに被害の甚大さがわかり、海外の友人達から心配しているというメールなども届き始めた。

と同時に自分にできることは何だろう、本当に微々たることだなと思った。

助け合い、特に災害弱者と言われる人への声かけ、献血への協力、節電、募金活動…

この中でさえ、例えば献血は1日に大量に集中して使いきれないまま廃棄の日を迎えるより、一定の人数がコンスタントに献血してくれた方がありがたいというタイミングの問題がある。
それだけに、今、自分がこの場で本当にできる、しなければならないことを確実にすることが求められるのだろう。

被災地に「ボランティアに来ました」と半ば旅行気分で今、行く人が少なからずいるという。
自分の食糧や寝る場所の確保に加え、支援物資、被災地に真に役に立つ特殊技能があるなら文句はないが、如何?