所在不明の高齢者を減らす為に…2

様々な事情で家族と暮らせなかったり、暮らしたくない高齢者がいるということは理解できる。積極的に一人暮らしを選択する人もいるだろう。

しかし、自分が思っている以上に意外に体は脆く、万一の場合、他人の助けがないと助かるケースも助からないということはきちんと認識しておくべきだ。日頃から隣近所や民生委員などと密にコミュニケーションをとっておくことも一例だろうし、ペンダント型の非常ベル、電気ポットなどの見守りサービスを利用するのも1つの自衛策だ。
ここで私のカナダの父とも呼べる男性の話をしたい。私がカナダの大学院に留学した際、彼は既に70歳をこえ、仕事をリタイアしていた。奥様に先立たれ、子供達は独立して離れて暮らしていた。もっとも車で30分程の距離で週末毎に遊びに来ていたが…(^_^;)

彼は最初、私の隣人だった。しかし、ある時から私の大家になった♪非常に図々しい下宿人として転がりこんだのである!(^_^;)