名言、迷言2

うだるような暑さに疲れ、自宅マンションのエレベーターに乗り込み、ホッとした瞬間「すいませぇーん」という女性の甲高い声が聞こえ、私はドアを開けて待っていた。
他の人が待っているにも関わらず、さほど急ぎもせず、乗ってきたのは30代前半とおぼしき女性三人組。話し込んでいて挨拶はない。

どうやら1人は海外のアパレルの日本支社に転職したばかりらしく、そのオフィスのお洒落さや居心地の良さなどを自慢気に早口でまくし立てていた。他の2人も感心しきりで聞いている。

彼女達の方が先に降りる際、当然、ドアを開けて待っていた私に2人は挨拶も会釈もなし、1人は「あ、どうも、どうも」と、いかにも軽い!会釈ぐらいできるでしょ!と私は不快指数が一気に…!
同時に「どうもは挨拶ではない」という先頃読んだ言葉が頭をよぎった。

これを他山の石として、私もきちんと自戒しなければなぁ…と反省をさせられた「迷言」であった!(∋_∈)