ちょっとした気遣いで気分よく♪

先日、親戚の若い男性が自身と家族から預かった私へのバースデープレゼントを持って来てくれた時のこと。

一緒に食事に出て、もう少し自宅で飲もうという話になり、マンションのエレベーターに乗ったところ、先に女性が乗っていた。

彼女は目が不自由である。杖をもち、毎日OLとして電車通勤もしているが、どんなにか大変だろうと怠惰な私はいつも頭が下がる。

彼女の部屋は私が住む階より上にあるので先に降りる際、私は「お休みなさい」と言ったのだが、彼は違った。「今、○○階ですから」と言ったのである。
「あっ」と思った!マンションには4基エレベーターがあるが、予算の関係か何かよくわからないが、2基だけしか「しゃべらない」のである。つまり「上に参ります」や「1階です」…。

勿論、押しボタンのところには点字シールがあるが、現在何階かという大事な情報を視覚障害者はエレベーターによって得られたり、得られなかったり