語学とオペラ

少し前になるが、モーツァルトのオペラを観に行った。私が携わっている老人ホームのクリスマスのオペラコンサートにおいで頂いた男性歌手が出演した作品だった。
やはり老人ホームに来て頂いた女性のオペラ歌手二人とご一緒したのだが、私にはどうしても聞いてみたいことがあった。
日本でも正統派?のオペラを観る場合、「原語上演」という言葉をよく目にする。イタリア語なり、フランス語なりで演じられるわけだが、オペラ歌手は一体何ヵ国語できるのか?というのが私の素朴な質問だった。

それに対し、明確な答えが返ってきた。「正式にオペラを勉強しようとする人は最低でも英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語とロシア語は読めないといけない」そうだ(^_^;)

聞いていて頭がクラクラしてきた(;_;)私にとってロシア語は記号にしか見えないし、フランス語もイタリア語もすらすら読めるとは程遠い。

オペラは深く、難しい!とつくづく思った