老舗の実力と老醜と…

船場吉兆は老舗ののれんに胡座をかき、老醜をさらしたと思っているが、先日は「これぞ老舗の実力!」という好例を目撃した♪

従兄弟に勧められて防犯ブザー(T_T)を買いに浅草橋に出向いた時のこと。買い物を終え、ホームで従兄弟を待っていると、1人の老婦人がスーツの男性と改札からの階段を上がってきた。

男性の手には誰もが知っている老舗の人形問屋の名前が入った大きな紙袋があった。
老婦人はしきりに「もうここまでで大丈夫ですから…」と恐縮している(^_^;)どうやら御婦人はその店のお客様で男性はそこの従業員のようだ。

暑い中、重い荷物を持って駅の階段を上がるのは大変だろうと店から持って来たらしい。

その男性は電車が来ると「又お待ちしています」と、老婦人を乗せ荷物を渡してから電車が見えなくなるまで頭を深々と下げていた。
さすが、老舗!人に恵まれている!と私はいたく感動してしまったm(_ _)m

参った!