頑張れ、新米先生!

仲のよい官僚の友人が大阪出向からこの四月、戻ってきたことは前に書いた。

本省へ戻るのかと思いきや、2年間、ある大学で客員教授として教えるのだという。

学部のゼミナールや大学院の授業はどうやらうまくいっているらしいが、一年生の大教室での授業に四苦八苦しているらしい。

地方自治についての授業だが、反応が全くなし、当然、興味もなし…

困り果てて前任者のやり方を聞くと「テキストを読んでただけ…」

家庭教師歴の長い私から言わせると、授業がうまくいかないにはいろんな要因があると思うが、とにかくこのままではいけないのは明らかだ。

地方自治ってかしこまって言っても身近に感じないのかもしれない。

「思い切って宿題出したら?市役所行って住民票もらってくるとか、どんな課があるのか見てきて自分なりの感想書いてもらうとか…」

まるで小・中学校の宿題のようだが、彼は早速試すそうである!(^_^;)