もう少しだけ2月の話題

 過去ばかり見ているといわれそうだけど、もう少し2月の話題。なんだか「続パイプのけむり」「続々パイプのけむり」みたいになっちゃったけど・・・ちなみに、この本はなぜか1冊も読んでない。好奇心旺盛で本好きな私からすると驚きだけど、おそらく、はまるのがこわかったのだろう。シャーロック・ホームズも、アルセーヌ・ルパンも、はたまた「御宿かわせみ」も「王家の紋章」もずっと買い続けないといけないからね。これはしんどい。
 さて、2月13日「第五回琥珀時間」。登場したのは、三遊亭楽花生(落花生ではないので、お間違いなく!)。ご存知楽太郎師匠の一番弟子。6月からは中国へ1年間留学するそうで、今、中国語をプライベートレッスンで必死に勉強している。元来の頭のよさに加え、芸人ならではの勘で上達は相当はやそう。
 ネタは一席目が「太鼓腹」。太鼓持ちの一八がごひいきの若旦那に座敷に呼ばれるが、若旦那の魂胆は最近習った「針」。それを祝儀とひきかえに「ささせろ」と迫るが・・・。声質があっているのか、場面が想像しやすくとにかく笑える。
 二席目が「火焔太鼓」また「太鼓」がつくが、これは全く違うお噺。古くからの噺でわりと大ネタだと思うのだが、楽花生はさらっとこなす。実はこの8日後、新橋のレッドペッパーでもこの噺をかけたがかなり受けていた。
 こんなふうに書くと、一体どのくらい落語を聞いているのかと思われそうだが、2月は5日、11日、12日、13日、14日、21日、25日と7日も落語を聴いている。2月は28日しかないわけだからすごい確率だ。落語家に「自分より落語聴いてるんじゃないの?」とからかわれるのも無理はない。